ここでは、運転前アルコールチェックと検温が同時にできるクラウドサービス【あさレポ】について調査。対応するアルコールチェック検知器や代表的な機能、料金プラン内容についてまとめました。また、安全運転管理をさらに強化できるオプションなどもご紹介します。
あさレポは出勤前のアルコールチェック管理に重点を置くクラウド型の管理サービスです。検温機能が搭載されたSEIKOIST社製のアルコール検知器に対応しており、スマホと連携して測定データをクラウドにアップロードします。
アルコール検知器を1人1台持たせて管理することもできますし、1台を複数ユーザーが共用することも可能で、導入会社の事情に合わせて選べるのが特徴です。オプション機能の運転日報を追加することで走行記録も把握できます。
あさレポは、共通のサポートデスクやWEB説明会などのサポート体制はありませんが、北海道から九州・沖縄まで全国の販売パートナーと組んでおり、あさレポのデモ依頼や無料トライアル依頼を各所で受け付けています。
その他、提供元の鈴与シンワートではソフトウェアの受託開発やアウトソーシング、データセンター運用などの事業を展開しているので、基幹システムの再構築や共同開発、ネットワーク環境の整備などの相談も可能です。
システム導入については、サポート体制が充実していると導入前の不安も軽減され、導入後のトラブルも早期に解決することが可能です。クラウドでのアルコールチェック管理サービスでよくあるサポート体制についてはこちらでまとめていますのでご確認ください。
困ったが減る!アルコールチェック管理サービスの
サポート体制はこちらから
あさレポはアルコールチェック管理をメインとしたシンプルなクラウド管理サービスですが、運転日報オプションも別途用意されており、走行データも含めた一元管理も可能です。
クラウドで記録保管してくれるアルコールチェック管理サービスを選ぶ際に重要になるのが、サービスの充実です。ここでは、記録だけでなく検知器までまとめて提供してくれるパッケージ型のサービスを紹介しています。
あさレポの料金プランは、定額プランと従量プランの2種類があります。どちらもサービスとしての初期費用はかかりませんが、別途デバイス費用(アルコール検知器)が、1台につき7,700円(税込)必要です。
従量課金プランの課金対象はアルコールチェックの回数ですので、アルコールチェックを行わない月は無料となります。毎日チェックを行うなら定額プラン、運転回数が少ない場合は従量プランがおすすめです。2つのプランを併用することもできます。
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
---|---|---|
0円 | 1,100円(税込)/ユーザー | 1,100円(税込)/ユーザー |
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
---|---|---|
0円 | 110円(税込)/ユーザー | 110円(税込)/ユーザー |
※オプションは都度見積です。
実際に導入する際、費用も気になりますが、効果がどれくらいあるのもなのかが気になるところです。こちらでは、サービス導入によりどれくらいアルコールチェック管理が楽になるのか体験レポートをまとめています。また、安全運転管理者の業務についても概要をまとめていますので、あわせてご確認ください。
【特集】安全運転管理者の
アルコールチェック業務確認と
管理サービスの検証
公式サイトには情報が見つかりませんでした。
運転日報や体温測定、給油管理など14種もの管理機能が付帯。据え置き型のプランを契約すれば、スマホアプリの追加費用が不要。
アルコール測定結果や運転者情報など、法定管理項目をシンプルに記録保管。自社製品のアルコール検知器で同時に管理可能。
安価な半導体方式のアルコール検知器一台の価格とアプリ運用費用一台毎の費用なので総額の単純計算可能。25名以上のお得パックもあり。
※選定条件
「アルコールチェック管理サービス」とGoogle検索し、公式サイトにおいてクラウドで自動記録管理を提供している会社30社を掲載。
その中から管理サービスのみではなくアルコール検知器についても提供できることが明記されている26社から、ユーザが求めるであろう以下の条件で会社を選定。(2023年1月24日時点)
BSS for ALC…26社のうちで業務管理項目が最も多く一元管理が可能なサービス
アルコールチェッカークラウドサービス…26社のうちで管理内容が法定項目だけのシンプルなサービス
ALCクラウド…26社のうちで半導体方式の検知器を使用した最も導入費用が安いサービス