アルコールチェックの義務化によって、激増した業務を楽にできるクラウド管理サービス【BSS for ALC】について調査しました。今後義務化がスタートするアルコール検知器の用意もサポートしてくれるサービス内容など、気になる詳細から導入例までをご紹介します。
BSS for ALCはアルコール検知器の管理も行ってくれるクラウド管理サービス※です。事務所測定用の据え置き型と持ち運び用の携帯型の2タイプの検知器がラインナップされ、どちらもアルコールの検知精度が高い電気化学方式を取り扱っています。
※プランにより検知器のサービスがないものもあります。
アルコール検知器については、1年に1回もしくはメーカー設定の検知回数を超えた場合、メンテナンスや買い替えが必要となるうえ、検知方式によりメリット・デメリットがあります。
アルコール検知器に対してのサービス内容やどのような検知器を扱っているのかは、サービスを導入する前に確認が必要です。
アルコールチェックの方法は?
アルコール検知器の形や
精度についてはこちらから
導入前は専用フォームから問い合わせや資料請求、チラシのダウンロードができる他、定期的にWEB説明会を開催。個別相談会の申込みも公式ページからでき、導入についてのさまざまなサポートを行います。
導入後も検知器の自動送付によりメンテナンス漏れを防止。そのため、システムや機器の使い方、使用状況の確認はサポートデスクが行います。使用済の検知器は送り返すだけなので、面倒な作業や手続きもなくサービスを継続できます。
システム導入については、サポート体制が充実していると導入前の不安も軽減され、導入後のトラブルも早期に解決することが可能です。クラウドでのアルコールチェック管理サービスでよくあるサポート体制については、こちらでまとめていますのでご確認ください。
困ったが減る!アルコールチェック管理サービスの
サポート体制はこちらから
アルコールチェック管理サービスは、計測データの管理以外を行ってくれるものもあり、BSS for ALCでは出退勤管理やスケジュール管理、日常点検など車両を扱う業務の総合的なツールシステムとして安全運転管理者の業務をトータルサポートできるのが強みです。
クラウドで記録保管してくれるアルコールチェック管理サービスを選ぶ際に重要になるのが、サービスの充実です。ここでは、記録だけでなく検知器までまとめて提供してくれるパッケージ型のおすすめサービスを紹介しています。
据え置き型の事務所測定と出先測定型の持ち運びプランに分かれており、それぞれ4プランずつあります。いずれも、クラウド利用料だけでなく導入支援費が含まれており、システム運営に不安があっても手軽に導入することが可能です。
細かく分かれたプランは、事務所の規模やどこまでの管理を任せたいかで選べるため、カスタマイズ性があり、運用しやすいといえます。Light以外は検知器の用意や運営も行ってくれるのが特徴です。
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
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0円※検知器なし | 1,400円(税込1,540円) ※クラウド利用料、導入支援費 |
- |
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
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35,000円(税込38,500円)~ ※機器本体費用 |
2,900円(税込3,190円) ※クラウド利用料、導入支援費、年一回のメンテナンス費込み |
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初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
---|---|---|
59,900円(税込65,890円)~ ※機器本体費用 |
2,900円(税込3,190円) ※クラウド利用料、導入支援費、年一回のメンテナンス費込み |
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初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
---|---|---|
79,900円(税込87,890円)~ ※機器本体費用 |
2,900円(税込3,190円) ※クラウド利用料、導入支援費、年一回のメンテナンス費込み |
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初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
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0円 | 0円 | - |
※他のプランと併用のみ契約可能
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
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13,000円(税込14,300円)~ ※機器本体費用 |
900円(税込990円) ※クラウド利用料、導入支援費、年一回のメンテナンス費込み |
- |
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
---|---|---|
19,500円(税込21,450円)~ ※機器本体費用 |
1,390円(税込1,529円) ※クラウド利用料、導入支援費、年一回のメンテナンス費込み |
- |
初期費用 | 月額 | 追加ID費用 |
---|---|---|
35,900円(税込39,490円)~ ※機器本体費用 |
2,700円(税込2,970円) ※クラウド利用料、導入支援費、年一回のメンテナンス費込み |
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実際に導入する際、費用も気になりますが、効果がどれくらいあるのもなのかが気になるところです。こちらでは、サービス導入によりどれくらいアルコールチェック管理が楽になるのか体験レポートをまとめています。また、安全運転管理者の業務についても概要をまとめていますので、あわせてご確認ください。
【特集】安全運転管理者の
アルコールチェック業務確認と
管理サービスの検証
アルコール測定は行っていましたが、管理が煩雑だったためクラウド一括管理ができるBSS for ALCの導入を決めました。直行直帰はないため事務所のみのノーマルプランを導入していますが、自動的に記録が残り管理が楽になりました。
従業員数が多いので、免許証認証によるスピーディな操作ができることが決め手となり、BSS for ALCを導入。各拠点の測定結果も本社で一括管理していますが、直行直帰の際は検知器を使い回せるので導入台数も少なくて済みました。
車両台数が100台あり、直行直帰が多い業態のため専用アプリでドライバーがすぐにアルコールチェックができるBSS for ALCを選びました。簡単にデータ取得が可能で、所有する検知器をそのまま利用することで導入費用も削減できました。
運転日報や体温測定、給油管理など14種もの管理機能が付帯。据え置き型のプランを契約すれば、スマホアプリの追加費用が不要。
アルコール測定結果や運転者情報など、法定管理項目をシンプルに記録保管。自社製品のアルコール検知器で同時に管理可能。
安価な半導体方式のアルコール検知器一台の価格とアプリ運用費用一台毎の費用なので総額の単純計算可能。25名以上のお得パックもあり。
※選定条件
「アルコールチェック管理サービス」とGoogle検索し、公式サイトにおいてクラウドで自動記録管理を提供している会社30社を掲載。
その中から管理サービスのみではなくアルコール検知器についても提供できることが明記されている26社から、ユーザが求めるであろう以下の条件で会社を選定。(2023年1月24日時点)
BSS for ALC…26社のうちで業務管理項目が最も多く一元管理が可能なサービス
アルコールチェッカークラウドサービス…26社のうちで管理内容が法定項目だけのシンプルなサービス
ALCクラウド…26社のうちで半導体方式の検知器を使用した最も導入費用が安いサービス